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Producer 生産者紹介

アメリカ カリフォルニア

La Clarine Farm ラ・クラリン ファーム

Introduction

失敗や成功を経てたどり着いた
100%全房醗酵のナチュラルワイン!

「ラ・クラリン ファーム」は、ヘンリーとキャロラインの音楽業界にいた二人のチームです。ヘンリーは、ドイツで妻のキャロライン・ホエルと出会い、ふたりはカリフォルニアへ渡り、サクラメントから東へわずか1時間、プラサービルというかつてゴールドラッシュで栄えた小さな町の郊外に移り住みました。夢、それは彼がワイン造り、彼女はチーズを作ることでした。2007年、ヘンリーは父親が彼の後を継いで医者にならなくてもいいという許可を得て、ロックギタリスト(Half Japaneseというバンドのメンバー)になり、その後ワインメーカーになりました。

昔のカリフォルニア出身の伝説的ワインメーカーである故アンドレ・チェリストチェフが、カリフォルニア州最高のテロワールだと言わしめたシエラネバダの山脈の丘陵地帯にある標高2600フィートの所でナチュラルワインを造っています。ヘンリーは、他のワイナリーで10年近く働いていて経験も積んでいましたが、いつも工程や手順について疑問を抱いていました。添加物を色々足して出来上がったワインを見て、「なぜ?」と問いかける自分がいたのです。

「無難な」ワインを造る考えは捨てて、ゼロベースで始めました。具体的にやった事といえば、酵母を添加しない。よほどの理由がない限り、粉砕機にSO2を加えない。SO2は必要な場合を除いてどの工程においても添加しない。除梗もなし。風味付けの色合いが強い新樽を使わない。マロラクティック発酵の新技術といわれる Co-inoculation(コ・イノキュレーション)もしない。マロラクティック発酵は自然のままに任せる。酵素を使って色と風味の抽出を早めない。もちろん、思い通りのアルコール度数のワインにしてしまう逆浸透膜や無菌濾過など、ワインに纏わる色んな技術を使うことをやめました。

ここ数年で失敗した樽もいくつかあるが、ここから成功も失敗も学んだと思っているそうです。つまり今、ヘンリーは本当にワインの一部になっているような気がすると言ってます。もちろん、ワインに酵母やSO2を加えれば、ある程度予想通りにワイン造りを進められます。危ない橋は渡らずに、他の事に集中する余裕が生まれるけれども、ヘンリーにとってはそれは造り手とワインの間に心の壁ができる事になりました。まるで自動操縦のように、ワイン造りを行うことも可能ですし、ワインを大量に素早く造りたい状況ではそれも有用な手段です。けれど、ヘンリーはリスクを取った方がずっと楽しいし、ずっとやりがいがあるし、ずっと見返りが大きいと感じています。

Line up

以下のワインは、オルニスオンラインショップにてお買い上げいただけます。

  • こちらは商品ご紹介のためのページであり、オンラインショップの在庫を保証するものではございません。
  • Red

    SYRAH "SUMU KAW" 16 ラ・クラリンファーム シラー“スム・カー”

    750ml

  • Red

    FUNKY DRUMMER RED BLEND 17 ラ・クラリンファーム ファンキー・ドラマー 

    750ml

  • Red

    PIEDI GRANDI RED BLEND 17 ラ・クラリンファーム ピエディ・グランディ

    750ml

  • White

    VIOGNIER 18 ラ・クラリンファーム ヴィオニエ

    750ml

  • Red

    B-SIDES RED BLEND 17 ラ・クラリンファーム ビー・サイド

    750ml

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